「愛」があるのに「辛口」とは、不思議に思うのかもしれません。
これには理由があります。
ぼくは、否定的な批評は嫌いです。
好き嫌いは、人の好みですので、それ自体は文句をいうつもりは毛頭ありません。
が、とことん作品をけなすというのは簡単であり、書いた人間の本意はどうであれ、悪意がこもっているようにしか見えません。
そんな批評を見て、あまり気持ちいい事はありません。
……まあ、見なければいいだけですが。
ただ、その逆の、作者や作品を崇拝するような感想もあまり好きではありません。
100%素晴らしい作品などこの世にはないと思うからです。
なんでも盲目的に好きだと考えるのは、個人的にはあまり賛同できません。
ぼくの考えは「長所も短所もわかった上で、好きと思える」のが好きな作品です。
ここでは、面白いと思ったところも、面白くないと思った事も自分の思ったまま、書いていきたいと思っています。