- 作者: 上遠野浩平,緒方剛志
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いやあ、面白かった。
1巻からだいぶ離れて読むから理解できるか不安でしたが、だいたい理解できました。
いや、ブギーポップシリーズは一通り読んではいるけれど、これだけキャラが多いのになんとなく思い出せるって凄いなあ。
これが筆力なのですかね?
しかし、イナズマですら勝てない相手にどうやって勝つんだろう?と思っていたら、炎が氷になったり、さりげなく末真さんサイドの話になったり、いやあ、外伝とは思えない展開でしたね。
しかし、ラストの流れからして、世界の命運に関するような展開なのに、ただの人間が勝利するってのがいいですよね。
というか凪凄いなあ、仲間がいっぱいいるけど、そのほとんどが運命のせいで、助けてもらうことができないのに、勝ってしまうなんて、ほんと「炎の魔女」まぢやばい。
しかし、別の小説設定の秘蹟遣いも現れたんですけど、正直、ブギーポップの範囲内の設定にしていただかないと理解力があああああ