現代異能バトル三昧!

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かりゆしブルー・ブルー 空と神様の八月 (角川スニーカー文庫)

 絵師である白狼さんのイラストシリーズ『蒼囲空』を主人公にしてラノベ化といういう変わった経緯の作品
 
 だからこそ、イラストは素晴らしく、かつ、オカルト&沖縄という作者の得意分野で書かれているから面白さが相乗効果になっていて面白かった。
 それにしても、前半は沖縄っぽく明るいのに、後半真相が明らかになると陰鬱とするこのギャップが酷すぎる(褒め言葉)
 
 いやー、それにしても切ない、切なすぎる、内容としてはよくわる少年少女の悲恋ですし、このビッチめ!って思ったりしなくもないんですが、仕方ないよなー、ああ、心が痛い。
 ただでさえ、同じような経験があるだけに心が痛い、痛すぎる。(え、僕はストーカーじゃないですよ、そのころはそんな法律なかったので)
 
 設定的にもシナリオ的にも綺麗に1巻で収まっているけど、2巻も読みたくなる作品でした。
 春秋も空に「カナ○○ドー」いった責任をとってもらわないといけないですからね(ニヤリ)
 
 それにしても、空は眼鏡をかけたほうがいいと思います(断言)
 
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