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破滅の刑死者2 内閣情報調査室CIRO-S第四班 (メディアワークス文庫)

 知略系異能バトル第2弾
 この世界の異能は、1人1種類だったり、制約があったり、縛りが結構あるほうですが、だからこその面白さやルールがあるかこその能力の読み愛が楽しい作品です。
 しかし、だからこそ、手の内がわかってしまうと弱体化する&面白味が薄れるわけでもありまして、1巻で主人公の異能が明らかになったのでどうなのかな?と思ったら、やはり1巻ほどの強さはなかったですね。
 キャラはどのキャラも特徴的ですし、物語も悪くなかったけど、読後の爽快感が薄れてしまった感があります。
 まあ、敵キャラの顔見せ回でもあり、結構いいようにやられているせいもあるんでしょうけど。
 1巻が山なら、2巻は谷な展開だったので、3巻が山な展開になるのに期待します。
 そして、珠子さんも能力を手に入れたけど、この能力、地味ですよね。
 いや、互角の戦いを繰り広げている場合、凄く効果的なんでしょうけど、女性1人分重くなるって、描写的にも、効果的にも地味なんですよね、この堅実的な異能というのが珠子さんらしいけど。
 この異能も使い方によってばけるのかなあ?

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 ただ最強バトルのロールをするだけではない
 弱点を突き留めないと勝利できない。
 推理要素もある現代異能バトルTRPG
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