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劇場版仮面ライダーヒビキと7人の戦鬼-ネタバレ&不評注意-

 
 思いっきりネタバレです。
 かつ、井上脚本ファン&劇場版を楽しんで見たかたは読まないのをオススメします。
 なんとか濁して書こうと思ったのですが、それでは、愛があるから辛口批評の趣旨に外れるので、やめときます。
 また、映画を見る前にうっかり、本で井上さんのインタビューをみてしまった影響もあると思いますので、公平な目で見えていないかもしれません。

 ということで、感想を。











 結論、響鬼として見なかったら面白かったかもしれないが、響鬼としてみた場合、つまらなかった。
 

 簡潔にいえば以上だったりします。
 ちなみに僕が見た仮面ライダーの映画の評価では
 555>剣>響鬼龍騎です

 ただ、時間的制限がきつかったので仕方がないと思ったりしたのは、事実です。
 新キャラ5人だして、かつ歌舞鬼の裏切りや、少年と響鬼の交流を、そして現代とのリンクを繋げるのは、難しいとは思います。
 わかります。
 わかりますが。
 冒頭で、響鬼明日夢くんの事を少年ではなく「明日夢」と呼んだだけで萎えた僕がいます。
 ベルトの鼓などを使わず倒す鬼がいて萎える僕がいます。
 歌舞鬼の闇に落ちた心情や明日夢くんと響鬼さんの交流が唐突、そして村人と鬼の仲が回復される過程がないため、すごく尻切れに感じている僕がここにいます。
 どうも、伏線が伏線ではなく、伏線をはるために、またはそれを回収するために、役者が台詞を言わされている雰囲気があって、ちょい興ざめでした。
 しかも、シナリオの校正が、ある意味、去年と大差ないし、それが一番がっくりきたような気がします。

 もっとも、これは大人のしかも、今の響鬼の大ファンだからこその台詞です。
 ちょっと、無理矢理そこから離して考えると、そこそこ面白い作品だと思います。
 アクションシーン自体はいいですし、時代劇なせいか、剣劇も充分楽しめます。
 キャラも結構たっていますし、映画版の鬼たちも、なかなか個性豊かでそれぞれ印象が残っています。
 ただ、ヒトツミだけは、なんのために存在したのかよくわからんのですが(苦笑)

 どうも、大人になると、細かいところに目がいったり、自分の好みとずれると文句がでてしまうのがいけないですねえ、もっと子供を見習わないと。
 かみさんなんて、好きな声優が出ていた事に気付かず、クレジットで呆然としていましし(笑)