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仮面ライダー響鬼第2部〜ちょっと待ってよ、この展開〜

えー普段は、感想を番組を見ながら書くのですが、今回はさすがに2度見したくないので、短めです。
ザンキさん、トドロキさんの師弟関係はよかったです。
そんな禁呪つかったら、イブキさんが退治しなくちゃならないのじゃとか、トドロキって再起不能だったはずじゃ、とか、いろいろありますが、それ以上に熱い展開、師弟関係ここに極めりって感じでよかったと思います。
だけど。
さすがにあの桐谷の展開はないだろうと。
危険な代物を復讐のため奪い、魔化網が狙っていることに気付き、功名を立てるために無謀に戦おうとし、あげくのはてにびびって(あの様子で自分の力じゃないから使わないという展開は無理がありすぎる)明日夢に助けられているのに、お咎めなしどころか、褒められる、なんて。
明日夢には、鬼にならない道ができはじめているし。
この展開で、桐谷が鬼になったら、呆れかえってしまいます。
なぜって、桐谷が心の成長を遂げることなく、鬼になってしまうからです。
あきらの件でも思いましたが、井上脚本は、劇的な、あるいは刺激にみちた展開は得意ですが、少年少女の心の成長は、能力的に描けないんだなと思います。
少年少女に夢を与える特撮で、それができないのはあるいみかわいそうかと。
もっともあと3話で大きくその予想を覆す展開を用意しているかもしれませんが。
……しているといいなあ。