ネタバレです。注意してください
いやー、蝶面白かったです。
なんせ、僕の都合で夜の部を見にいったのですが、眠い時間帯(だって9時前後に寝させますので)なのに、食いいる様に画面を見ていましたから。
しかも、あまり乗り気ではなかった娘まで、映画終わったあと、目をキラキラさせて「面白かった!」っていったくらいですから。
ここまで面白かったのは、555以来です。
でも、555は完全パラレルなんで、その事を差し引くと断然、この映画が平成ライダー劇場版の中で最高の出来です。
どのキャラも、そのキャラらしく賑やかに動き、テレビの設定も引継ぎ、そしてバトルもドラマも最高なんていい感じでした。
しかも、ふつう劇場版だとライダーの次の変身形態の紹介になるんですが、そうではなくソードフォームで戦ったのがいいですね。
最初から最後までクライマックスでしたが、神がかっていたのは、ラストの良太郎がモモタロスの事を思いだしてから、エンディングが流れ終わるまでの展開です。
良太郎が決意を込めていう台詞は毎回凄くかっこいいのですが、モモタロスを思い出すところの台詞もいいし、そこから4ライダー勢ぞろい、そして、あるとは思わなかった超絶列車バトル、そしてソードフォームの勝利と盛り上がらせてからの、オーナーの粋な計らい
時を変えるというルールを起こさずに魅せる粋なハプニング、ここで主題歌が流れ込んできた時、思わず涙腺が緩みそうになってしまいました。
普段のギャグ、普段は弱々しい良太郎が放つ決意の台詞、燃える戦闘シーン、そして時間と記憶に関係する感動ストーリー
電王のテレビ版の面白さを、薄めることなく濃くした最高の時間でした。
ps.あとハナちゃんはライダー史上最強のヒロインだと思います。