
スプライトシュピーゲル I Butterfly&Dragonfly&Honeybee (1) (富士見ファンタジア文庫 136-8)
- 作者: 冲方丁,はいむらきよたか
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2007/01/01
- メディア: 文庫
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スプライトシュピーゲル II Seven Angels Coming (2) (富士見ファンタジア文庫 136-9)
- 作者: 冲方丁,はいむらきよたか
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2007/07/01
- メディア: 文庫
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と思ったSFライトノベルです。
基本的に現代異能バトルな作品に限定して購入しているのですが、沖方丁という作者が気になっていたので、買いました。
いや、マルドゥックスクランブルも興味あるんですが、あれを読むのはちょっとヘビイだったし、新しい文体というのも興味あったんで。
読んだ感想としては、内容が内容のため説明が多いんですが、それでも面白かったです。
特殊な文体も面白そうだったので、2,3回自作小説で試してみたんですが、うまくいきませんねえorz
設定も重厚で、救いがないんですが、その中で健気に戦う3人の妖精たちのキャラがいきいきとしているのが、面白さの秘訣なのではないでしょうか?
1巻では、鳳がかなり重点をおいていましたが、2巻では、乙がいい感じでした。
いろいろ暗い運命を背負った3人ですが、乙は違う方向で成長しそうな気がします。
2巻も怒涛の展開で面白かったですが、個人的には1巻のほうがテンポがよくて面白かったと思います。