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レジンキャストミルク 8

レジンキャストミルク〈8〉 (電撃文庫)

レジンキャストミルク〈8〉 (電撃文庫)

「堂々、完結、面白かったけど、戦闘シーンだけちょい残念」
と思った最終巻でした。
 満足のいく、そして哀しさも含んだラストです。
 バッドエンドではない、しかし、ハッピーエンドともいい難い終わり方。
 なんだろう、僕は文章が下手糞なんで、言葉に言い表せないけど、うーん
 「痛みはある、その痛みを含んだシアワセがいとおしい」って感じですかねえ。
 うーん、ダメダメだorz

 こういろいろと、どんでん返しもありましたが、いまいち盛り上がらなかったところも事実、なぜかなあ、と考えてみましたが、おそらく作者の弱点が戦闘シーンの描写じゃないかなと思い至ったりしました。
 能力の表現の仕方、そして、何よりも、呪文(みたいなもん)や、言葉遊びみたいな部分は、凄く素晴らしいのですが、戦闘を開始しちゃうと、ちょっと饒舌になりすぎちゃってテンポが悪くなるんじゃないでしょうかねえ?

 とはいえ、晶と硝子の武器を創り出す時の掛け合いはいつも好きでしたし、今回も決戦前の硝子たちとの掛け合いは、もう、なんていうか、素晴らしい!の一言でした。