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螺旋のプリンセス 2 秘密の塔の眠り姫

「ギャグ中心だけど、いろいろと伏線が。それと設定マニアの血が騒ぐのう」
と思った第2巻でした。
 あいかわらずゆるいギャグが多いのに、裏では本格的に陰謀劇になっているのが、まるで羊の皮を被った狼のような感じです。
 聖が直哉をだいぶ意識しはじめていますが、まだ鞘当てははじまっていませんね。
 まあ、はじまったら鞘当てではすまないと思いますが。
 しかし、この世界の魔術の基本となる遺伝「○○の系譜」ってのは、さりげなく設定オタクの血をくすぐりますねえ。
 まだちょっとわかりませんが、この系譜の争いが裏で繰り広げられているのかな?