かむなぎ ４ 誰をまつらむ天の籬に

かむなぎ 四 誰をまつらむ天の籬に (GA文庫)

「なんだか敵も巨大になってきたなあ、いろいろ伏線もあるし」
と思った第4巻です。
　わりと地味な展開ですし、レーベルもマイナーですし、書評サイトもほとんど取り上げていない状況なので、着実に巻を進めていくのが嬉しいです。
　前巻がキャラクターを固める感じの短編集だったので、よりキャラらしさがでているなあと思いました。
　あいかわらず地味ですが、それが和風伝奇っぽくていいです。
　しかし、最近のラノベの主人公と違い、真幸はいい子ですね。
　最強に近い力を有しておりながら、超えたい存在があるため精進をおこたらず、まっすぐで女性が苦手ででも優しい。
　こう、とても好青年なんですが、女性運がなんというか、ひじょうに酷いですなあ。
　ライバルは美人式神と仲良くやっているのに、自分の式神はきれいだけどいろいろありそうですし。
　とにかく頑張って欲しいですなあ。
　設定からすると、彼女はできなさそうですが（笑）

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　僕が薦める現代異能バトルな作品はここにあります。
［http://homepage3.nifty.com/gensouyuugi/inoulist.htm］