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円環少女 7 夢のように、夜明けのように

「びっくり魔法人間には吹いた。笑えるけど、幕間の話が絶望的でぜんぜん笑えないなあ」
と思った短編集です。
 円環少女の初短編集ですが、短編が後にのるほどコメディというかシュールです。
 なんだかメイゼルの嗜虐趣味も絶好調ですし、最後の話の気絶した仁を見ての一言は爆笑しましたが、小学生の女の子の言葉じゃないと思いました(笑)
 一番の変態、いや、魔術師は賢猟大系のあの人ですが、一番笑えたのは「ハダカの心で」でした、寒川さんカワイソウです。

 しかし、そんなコミカルな話の間に込められている、6巻と8巻を繋ぐ話が重過ぎる。
 特に仁が不吉な雰囲気が漂い過ぎて不安です。
 本当にどうなるんでしょうか?