かくてアダムの死を禁ず―夜想譚グリモアリス〈1〉 (富士見ミステリー文庫)
- 作者: 海冬レイジ,松竜
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2007/03
- メディア: 文庫
- クリック: 31回
- この商品を含むブログ (37件) を見る
幻想譚グリモアリスII 千の獣が吼ゆるとも (富士見ファンタジア文庫)
- 作者: 海冬レイジ,松竜
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2008/10/20
- メディア: 文庫
- クリック: 7回
- この商品を含むブログ (18件) を見る
と思ったシリーズです。
1巻の感想を忘れたので、2巻分まとめてということで。
現代異能バトルものですが、強力な技のぶつかり合いというよりは、知力によるバトルという感じですね。
なんせ主人公の持つ能力が、「魔法の効果を封じる」という強力なのか、弱いのか微妙かつ繊細な能力なので、どう罠にはめるか、というのが重要になってきます。
主人公の誓護も性格わるいし、シスコンですが、頭はいいし、ハッタリも効かすので、なかなか読み応えがあります。
ただ、一つ残念なのが、現段階では、魔術が得意というアコニットが完全なお荷物になっていること。
確かに直情径行な彼女だと、確かに攻撃力としては有効だけど、知略バトルには勝てませんからねえ。
しかも、その雷のエネルギーを封じられていますし……。
……どうするんだろ、彼女
(雑談という名の魔獣戦線話)
TRPGですと、どちらかというと、戦術やコンボはありますが、能力を使ってダイスを振り合うだけですが、僕の作ったオンラインTRPG魔獣戦線のセッションでは、相手の弱点を見抜くのが必須だったりします。
そのため、上手く弱点を探しだし、相手の異能を封じると、とても気持ちいい気分になれます。
逆に、弱点を読み間違えると、酷い事になりますが(笑)
PLの知力も勝つためには必要です。
現代異能バトルTRPG魔獣戦線〜Knights of Round Table
http://www.trpg.net/online/majyuu/ircgame/newindex.htm