やってきたよ、ドルイドさん!

やってきたよ、ドルイドさん! (MF文庫J)

「百合ちっくな、ドタバタコメディだなあ」
と思った新作です。
　ドルイドというと、個人的に森の隠者というイメージがあるのですが、そこに世間ずれした美少女と、世話焼きの少女というちょっと百合チックなものを詰め込んだのは、うまい発想転換ですね。
　小説自体も読みやすく、笑いもあり、面白かったです。
　まあ、最後のバトルは、現代異能バトル好きの僕でも蛇足のような気がします。
　だらだらと日常生活を描いても、それはそれで面白いのじゃないのかな？と思ってみたり、でも、それだと話はしまらないかな？