狗牙絶ちの劔2 ―刀と鞘の物語― (富士見ファンタジア文庫)
- 作者: 舞阪洸,うなじ
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2008/11/20
- メディア: 文庫
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と思った第2巻です。
いや、面白いんですよ。
このいかにもミステリーな展開は僕の好きな分野ですし、この、少年らしきスケベ心&さりげなく頭の切れる主人公駿と、真面目暴力系ヒロイン香月の、さりげないバカップルぶりもいいんですが、まともな戦闘シーンすら一回というこの展開の遅さ、この前、感想を書いたデモンパラサイトなら、1章分くらいで展開が終わってしまいそうな気がします。
いや、その分キャラ描写とかはしっかりしていて面白いんですが、刺激の欲しい若者はどう思うんだろうなあ、と考えてみたり。
でも、面白いので続刊希望です。
というか、早く解決編を・・・・
【ネタバレ】
この2巻では、読者が選択しなかった物語展開が、夢ということで展開されていますが、これ、どこまでネタバレなんでしょうか?
敵の正体は、椥辻でファイナルアンサーなのでしょうか?
この、中途半端で不確かなネタバレで、よけいに時間が気になります。
【雑談という名の魔獣戦線話】
この作品では、現代異能バトルでありながら、雰囲気は完全にミステリーとなっていますが、僕の運営するオンラインTRPG魔獣戦線も、一定時間内に魔獣の弱点を見つけ出さなければいけない、ミステリー的な要素があります。
というか、相手の能力の弱点や正体を突き止め、逆転する!っていうのは、現代異能バトルな作品ならありがちですが、TRPGではあまりありませんねえ。
魔獣戦線:http://www.trpg.net/online/majyuu/ircgame/newindex.htm
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