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この広い世界にふたりぼっち 2 人形カラシニコフ

「あいかわらず、綺麗な話ですね、シロは役に立たなかったけど」
と思った第2巻でした。
 
 どう話を続けていくと思ったら、わりとオカルトな方面で話を進めていくようです。
 とはいえ、ある意味、咲希の物語は完結しているので、別の少女の話になっていあます。
 そして、シロがまさかの捕らわれのお姫様状態に。
 役にたたないなあ。
 
 しかし、今回のゲストの2人は、ある意味、シロと咲希の2人の関係に似ているので、この物語を通じて、どう二人が思ったのかとても気になります。

 あと、蝶々と赤い狼が凄くキャラがたってきていて素敵ですね。
 特に蝶々は、人間臭くて、いいですね。
 だからこそ、咲希の美しさが輝くのですが。


(日記にはネタバレなど追記)
【ネタバレなどなど】
 なんとなく、哀しく、そして綺麗に思ったのは、やはり、偽りの学園生活でしょうか。
 それが、すべて偽りだと知った時、普通のキャラであるのなら、憤ったり、泣き叫んだりするのですが、咲希も決して何も思わなかったわけではなかったにしても、それをあっさりと受け入れてしまう。
 そんな雰囲気が哀しく、でも、咲希らしかったですね。
 ただ、今回、シロとの絡みが少なかったのが残念、ラストの描写が素敵なので、次巻では、もっと絡んでほしいですね。
 
 
【雑談という名の魔獣戦線話】
 この物語は、ある意味、神の物語でもありますが、僕の運営するオンラインTRPG魔獣戦線でも、キャラは、神、いやそれ以上のクラスのキャラとなってプレイすることができます。
 咲希のような綺麗な雰囲気になるかは、プレイヤー本人の実力次第ですが。
 
 
 魔獣戦線:http://www.trpg.net/online/majyuu/ircgame/newindex.htm
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