「なんというか、重いテーマだったな」
と思ったキバ編でした。
ワタルの苦悩も、父親だったビートルファンガイアの苦悩もわかる内容だけにつらい。
ユウスケの笑顔と優しさはほっとしますが、さりげなく士も重い。
父殺しを知らせないためにワタルには真相を知らせず、息子のことを思い暴走した父のために鎮魂曲をさえぎる。
この二人の親子の絆を知っているのは士だけであり、絆を断ち切ったのも士というのが哀しです。
破壊することしかできない、士は、そんな自分の存在価値にかなり苛立っているようでしたね。
ここまでドラマ中で破壊者であることを強調するということは、それだけキーになっているんですよね。
士が破壊者だけでなくなることを祈っています。
そんな中、ワタルは、自分を信じる人のための理想を追う王になりました。
パラレルなセカイですけど、彼が立派な王になって欲しいですね。
しかし、やはりダブルライダーキックはいいですね。
今後も止めはキックがいいなあ。
あと、キバが弓になるとき、思わず後ろを見るキバの仕草も子供っぽくていいですね。