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仮面ライダーディケイド#5

「なんというか、重いテーマだったな」
と思ったキバ編でした。
 
 ワタルの苦悩も、父親だったビートルファンガイアの苦悩もわかる内容だけにつらい。
 ユウスケの笑顔と優しさはほっとしますが、さりげなく士も重い。
 
 父殺しを知らせないためにワタルには真相を知らせず、息子のことを思い暴走した父のために鎮魂曲をさえぎる。
 この二人の親子の絆を知っているのは士だけであり、絆を断ち切ったのも士というのが哀しです。

 破壊することしかできない、士は、そんな自分の存在価値にかなり苛立っているようでしたね。
 ここまでドラマ中で破壊者であることを強調するということは、それだけキーになっているんですよね。
 士が破壊者だけでなくなることを祈っています。

 そんな中、ワタルは、自分を信じる人のための理想を追う王になりました。
 パラレルなセカイですけど、彼が立派な王になって欲しいですね。

 しかし、やはりダブルライダーキックはいいですね。
 今後も止めはキックがいいなあ。
 
 あと、キバが弓になるとき、思わず後ろを見るキバの仕草も子供っぽくていいですね。