「やっぱり、僕のハートに直撃なライダーだな」
と思った解決編でした。
依頼人の幼馴染を犯人にしたり、CGてんこ盛りの戦闘シーンだったり、一家に1台は欲しくなりそうなメモリガジェットだったり、ハードボイルドかどうかについて喧嘩になったり、コテコテな、しかも、僕が好きなコテコテ具合がとてもたまらない作品でした。
CGは予算の都合上減っていくとは思いますが、バイクの換装は面白いので、予算の許す限りがんばってもらいたいものです。
しかし、フィリップは「ハードボイルド」じゃないといっていますが、あのフィリップの定義は「タフガイ」だと思います。ハードボイルドは、「自分のルールを何があっても我慢して通す」みたいなところがあって、幼馴染に自首を勧めるシーンのような話が、ハードボイルド小説にはよくあるような気がします。
そこからすると、僕から見ると、翔太郎は立派なハードボイルドなんですが、どうなんでしょうかね?
あと最後のタイプライターのシーン、さりげなくローマ字だったのはスルーな方向で。