
- 作者: 広江礼威
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/10/19
- メディア: コミック
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と思ったロベルタリベンジ編最終章でした。
バトルやメイドさんや、ホテルモスクワがかっこよく。
それぞれ信念をかけて戦っていて、凄まじいのですが……
やはり、ロックの悪党ぶりが素敵すぎますね。
たしかにこの巻だけみれば、なんというか、全ての諸悪の権現がロックみたいですなあ。
でも、若さまたちを助けたかったというのも本心だと思うのですよ。
人間は神様じゃないんだし、あんな街だから、自分ができるギリギリのところで勝負しているんだと。
もちろん、自分の趣味で。
でも、ファビオラの正論も納得できない。
正論すぎて。
というか、あそこまで正論だと、すべてロックのせいにして逃げているだけに過ぎない気も。
ぶっちゃけ、ロックがいなきゃ、ご破算だったわけだし。
それなのに、散々言いたい放題いうのは、なんというか、薄っぺらいと思う。
なんかレヴィとファビオラの台詞を聞いていても、偽善者ぽくてなんだかなと思いました。
ただ、どっちに感情移入するのかは、人それぞれだと思いますけど。
絶対に正しいことなんてものは、この世界にはないんだから。