現代異能バトル三昧!

ラノベを中心にした現代異能バトル限定の感想サイト

飾らない、たった一つの言葉で感動できることがある。

 
「Are you known?(聞こえますか)」
 
 これで、あなたは感動できますか?
 
 
「Are you ready,my lady?」
「I'm steady,my steady.Please rape me.」
 
 この会話のやりとりにあなたは感動しますか?
 
 
 たぶん、僕と同じ作品を読まない人はまったく感動をしないでしょう。
 でも、僕はこの言葉に感動します。
 
 単純な言葉です。この言葉の前後にある描写もそれほど強いものではありません。
 
 でも、この台詞には、その作品のすべてを込められた言霊が込められています。
 
 最初の「Are you known?(聞こえますか)」はある小説の8巻、クライマックス直前の台詞です。
 
 正確にいうなれば、何回もこの台詞は語られていますが、最初の一回目で感動してしまい、さらに広がる問いかけに感動して涙したものです。
 
 
 二つ目の問いかけは、ある作品の主人公とヒロインの決まり台詞です。
 韻を踏んだ英文ですが、小説には和訳があり、その和訳も一巻から素敵だったのですが、最終巻に向けて、二人の関係が変わるたびに、和訳がかわっていくのです。
 
 この和訳の変わり方が素晴らしく、感動するのです。
 
 これらの言葉は単体では感動できません、しかし、それまでの物語がこれらの言葉を名言にするのです。
 
 ああ、小説はなんて面白いんだ。