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劇場版版W&ディケイド

「なんというメタ、なんというハードボイルド!」
と思った劇場版でした。

 前情報で二つの物語が一つになるとは聞いていましたが、ここまで密接にリンクしているとは思いませんでした。
 
【劇場版ディケイド】
 夏がてんこ盛りだったのに対し、短いながらも士と夏みかんの話にしたのがいいですねえ。
 ここで電波人間タックルが絡んでいるのもいいです。おもったより棒じゃなかったし。
 それにしても渡の「ディケイドは過去作品を思い出させたり、二次創作をつくるだけのギミックで単体の世界観はないんだよ」的なメタ発言は吹きました。
 おいおい、そりゃあないなあ、と。
 でも、その後、士のことを記憶している人の力が士が蘇るのがいいですね。
 最後がタックルとの思い出がよかったです。
 最後の戦闘もフルライダーが最終形態で戦うのがいいですね。
 それにしても、やはり「通りすがりのライダーだ、覚えておけ」は名言です。
 
 あ、海東さんがデレすぎなのは笑いました。

【劇場版W】
 おやっさんがカッコよすぎ。
 ビバ ハードボイルド。
 フィリップって、フィリップ・マーロウから取った名前だとは思っていましたが、おやっさん命名だったんですね。
 「お前の罪を数えろ」に翔太郎たち自身にもかかってきているとは思わなかったです。
 それにしてもおやっさんカッコよかった。
 しかし、それよりも、蘇ったおやっさん依頼人のために殴り倒す翔太郎がカッコよすぎです。
 久しぶりに劇場で泣きました。
 その偽おやっさんの正体もばれたんですが、とたんに小物になったには笑いました。
 どう決着をつけるのかなと思ったら、ムービー大戦に続きました。

【ムービー大戦】
 無理やり観は確かにありますが、なんとなく納得して見れました。
 戦い方もなかなかかっこいいし。
 物語の展開もご都合主義ですが面白かったです。
 死神博士のガイアメモリーには笑いました。
 
 確かにご都合主義なんですか、この仕組みでなければ、別の世界のおやっさんが登場せず、翔太郎がおやっさんに一人前の男と認められていなかったかもしれないと考えると、この構成の妙を感じずにはいられませんでした。
 
 スカルライダーの世界の話も見てみたいですなあ