
カンピオーネ! 7 斉天大聖 (集英社スーパーダッシュ文庫)
- 作者: 丈月城,シコルスキー
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2010/07/23
- メディア: 文庫
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と思った第7巻でした。
いやあ、本当に面白かった。
話としては前巻の続き、孫悟空こと斉天大聖との戦いですが、まさか孫悟空とその仲間たちVS魔王3人が最後戦いあったり、護堂のハーレムの第1陣が完成したりと、もう見どころ一杯でした。
中でも一番驚いたのは、護堂のハーレムが完成したことですね。
ネットのカンピオーネ特集コーナーで短編が公開され、護堂はいずれ、どんな女でも手に入れる魔王となる、みたいな話でしたが、それが、まさか、少年の権能を使っているからとはいえ、降臨するとは夢にも思いませんでした。
全員に、俺の女になれ(意訳)といってキスを迫り、みんな、自分一人が護堂の女にならず、ハーレムの一員になり、かつ神々との戦いに有無をいわず、巻き込まれると知りつつ、受け入れ、5人でちゅっちゅっしまくるという恐ろしい展開に。
しかも、少年の権能のキスは、ぶっちゃけ○番行為と大差ないものでして、ただキスをしているだけ(といっても1対4)ですが、むちゃエロいです。
しかも、このシーンでエリカが拗ねるのがよかった。いつも余裕をかましていても、自分の男を取られる、というか自分が一番愛されないことに不満があったんだね。
可愛い奴め。
しかし、護堂も順位は決めないといいつつも、エリカは一番と認めている節がありますねえ、だからこそ、他の3人もエリカが正妻の位置にいるのを認めているんですね。
その他に魔王とロリ(小学生)も落としていますが、魔王をハーレムの一員としてではなく義姉の立ち位置にするのがいいですね。
ロリにあっては、まあ仕方ないでしょ、あれで惚れなおかしいですし。
いやあ、本当に護堂は男前すぎる。
ここまで堂々とハーレム発言するのも、ハーレムに入るのを納得するヒロインも珍しいですねえ。
さらに、ハーレムものとしてだけではなくバトルも面白く、連戦につぐ連戦、そしてヒロインたち全員と協力しての激闘、そして魔王3人勢ぞろいでの激烈バトルと現代異能バトルとしても十分楽しめました。
しかし、こうみるとやはり神と魔王の戦闘レベルは常人と大きく違いますねえ。
護堂もようやくカンピオーネとして生きることを決意しましたし、さあ、これからどうなるんでしょうね?