雑魚神様

雑魚神様 (メガミ文庫)

「淡々と話は進むけど、絆とか信仰とかいろいろと考えさせられる話だったなあ、バトルはそのぶん、端折られたけど」
と思った新人さんの話です。
　　
　面白いという噂を聞いて購入しましたが、確かに面白かったです。
　バトルはそれほどないものの、絆とか信仰とかをストレートに問いかけた作品だと思います。
　
　愚直で優等生な一番もいいですが、やはりおまがり様がいいですね
　
　おバカで物忘れがはげしくて、我がままでニートですが、それでも自分に届けられた願いを果たすために彼女らしく頑張るところがいいですね。
　
　そして、その正体があの神とは、びっくりですが説明を聞いて納得。
　
　ただ、イラストが段ボールを被っていないのがちょっと残念でした。　
　
　敵も普通の伝奇ものとは違うので、もしも話が続くとしたら、どこへ話が収束していくかが楽しみです。

雑魚神様 (のべるのぶろぐ 2.0)
http://novelno.net/archives/2010/10/03-230802.php