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STAR DRIVER 輝きのタクト

「素晴らしい終わり方だった。そして人生という冒険は続く」
と思ったアニメでした。
 
 最初から綺羅星インパクトで走り続けた話でしたが、最後まで突っ走った話でした。
 伏線が放りっぱなしという意見もあるのも事実でしたが、この物語がタクトの青春を謳歌する物語ならば描き切ったという話だと考えると、スタードライバーもサイバディも細かいことは考えなくてもいいんではないかと思います。
 
 サイバディ=青春の勢い

じゃないかなと、だから中二病をこじらせて大人になりたくないヘタレヘッドよりも、青春を謳歌し明日を目指すタクトが勝ったんじゃないと思ったり。
 
 それにしても凄かった。
 
 今までロボット戦なんて飾りなんですよ、みたいな雰囲気だったのに、最後にがっつりとロボット戦を魅せるなんて、素晴らしい。
 
 タクトという少年は、青春の象徴だったんでしょうね、迷ったり、過去に想いを馳せるのではなく、やりたいこととやるべきことが一致した完全燃焼した状態なんでしょうね。
 
 だから苦しくてもつらくても諦めない、「自分のやるべきことが見えている」状態だったんでしょうね。
 
 だからこそ、王の柱の結界=青く居場所も進むべき方向もわからない空間=青春を真っ直ぐ突き進んだんでしょうね。
 
 それと対象的にヘッドのヘタレっぷりがいっそすがすがしい。
 
 力は借り物、ズルばかりして他人を扇動し、あげくの果てに「何が綺羅星だ馬鹿馬鹿しい」と視聴者がみんなが「お前が言うな」という暴言をして、息子に殴られる親父。
 
 ほんと情けない。
 
 最後のスガタを救いだすための戦いもよかった。
 タクトかっこよすぎる。
 
 ワコの独白は……、ビッチといわれそうだけど、まあいい男が二人もいるんだから仕方ないよね。
 
 最終的にスガタENDだし(おい)
 
 後日談はみたいようなみたくないようだ。
 
 そして人生という冒険は続く、とあるように後日談を書いたところで、その先に物語は続いていくのだから。