現代異能バトル三昧!

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王ディション!3&4

「なんだろう。いい話にもっていくのなら、いつでもいけるのにグダグダで終わるこの展開。嫌いじゃないわ」
と思った3巻
「あれ、頼奈がヒロインしているよ、と思ったらやっぱり変態で、それが勝因になるなんて、そんなの絶対おかしいよ、と思いつつ。好きの連打は、なんだかいいです」
と思った最終巻でした。
 
 ヒロインが文字通り変態さんだったり、ライバルヒロインだと思ったキャラが状況が不利になるとすぐに寝返る残念な三下キャラだったりしたこの作品も(ちょとだけ打ち切りっぽいですが)きれいに完結しました。
 
 いくらでもきれいにまとめられるのに、最後にはグタグタで終わらせる作風は、本来シリアス風味が大好きな僕から見ても嫌いではなかったのですが、本当に最後までグタグタで終わるとは思ってもみなかったです。
 
 だが、それがいい
 
 やはりなんだかんだいっても、頼奈の魅力でもった物語な気も。
 変態さんですが、それ以外はしっかりしていますし、他にライバルヒロインもいないし、最後も変態のおかげで助かったわけですし。 
 
 とはいえ、グタグタながらも最後のとどめはプロポーズ的な愛の告白をしながら、というのは僕的には大満足でした。 
 
リンク
http://novelno.net/archives/2011/04/23-113751.php