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Fate/Zero 3〜5

Fate/Zero(3) 王たちの狂宴 (星海社文庫)

Fate/Zero(3) 王たちの狂宴 (星海社文庫)

Fate/Zero(4)散りゆく者たち (星海社文庫)

Fate/Zero(4)散りゆく者たち (星海社文庫)

Fate/Zero(5)闇の胎動 (星海社文庫)

Fate/Zero(5)闇の胎動 (星海社文庫)

「ライダーかっこいい! あれこそが王ですね。どうも対比してセイバーがいっぱいいっぱいです」
と思った3巻
「セイバーがかっこよく、そしれランサーが哀れすぎる。なんだか切嗣の外道っぷりが、作者と重なってしまった(おい)」
と思った4巻
「激しいカーチェイスあり、切嗣の凄まじい過去があり、綺礼のど外道さが滲み出ていたり、時臣のあっけない過去あり、てんこ盛りだった。さあ、どうなる最終巻!!」
と思った5巻でした。
 
 6人のマスターだけではなく、その周囲にいるものたち、そして、使役するサーバントたちも個性が強く人間臭いため、ただの純然たるバトルだけではなく、策謀、陰謀、己の正義、愛憎などがぐちゃぐちゃと入り混じっていて、悲喜こもごもが起きていますね。
 
 その中軸となるのが、完全なる勝利を求める切嗣と理想の勝利を求めるセイバーなわけですが、互いの気持ちや理想はわかりますが、個人的には切嗣のほうが好きですね。
 過去の彼の父殺し、母殺しをみれば、ああなるのも仕方ないかなと。
   
 まあ、確かにライダーの倒し方は完全肯定できぬ酷い方法でしたが、完全を求めるなら仕方ないかな、と思いました。
 それにしてもライダー陣営の哀れさよ。
 よく、ここまで生き延びてこれたなと気がします。
 
 哀れと言えば、時臣もまた哀れですね。
 なんというか、真面目だけど、それだけであっけなく死んでしまったなと、まあ、彼の器では御することができなかっただけですが。
 
 キャスター陣営は、まあ楽しんでいたからいいか。
 
 あとはバーサーカー、アーチャー、ライダー、そしてセイバーですが。
 
 ライダー陣営がどうなるか楽しみですね。
 
 セイバー陣営は、きっとわかりあえないまま終わるんだろうなあ。
 
  
 
 

Fate/Zero 5 闇の胎動 (のべるのぶろぐ 2.0)
http://novelno.net/archives/2011/05/10-213539.php
Fate/Zero(5) 闇の胎動 / 虚淵玄 | booklines.net
http://www.booklines.net/archives/4061389106.php
Fate/Zero(5)闇の胎動 | まいじゃー推進委員会!
http://maijar.jp/?q=node/5381