僕はやっぱり気づかない

僕はやっぱり気づかない (HJ文庫)

「これはうまい逆転の発想。ネタもいいけど、ラストのオチもいい。現代異能バトルの特徴の「日常」、「非日常」をうまく書いていると思います。」
と思った新人さんの話です。
　
　鈍感な主人公てよくある話ですが、それを逆手にとった面白い設定だと思いました。
　なぜ、鈍感になったのかの説明もありますし、これはこれでいいんじゃないかな、と思いました。
　
　もちろん、あんまりにも鈍感な主人公に「ねーよ」と読みながら突っ込んでいましたけど。
　
　あと、この作品は、現代異能バトルだけしか提示できない「異能の知られていない日常を守る」というテーマが丁寧に描かれているのがいいですね。
　
　まあ、内容が一発ネタっぽいので続刊はないでしょうけど、この作者の次の作品が楽しみですね。
　
　
僕はやっぱり気づかない | まいじゃー推進委員会！
http://maijar.jp/?q=node/5562
僕はやっぱり気づかない (のべるのぶろぐ 2.0)
http://novelno.net/archives/2011/07/30-221152.php