マギカロギア リプレイ 大夢消滅

マギカロギア リプレイ 大夢消滅(Role&Roll Books) (Role & Roll Books)

「 ゲームとしては敗北したわけですが、綺麗に、そしてうまくおさまった話、この発想力、プレイヤー力が素敵で痺れる、あこがれる！ 」
と思ったリプレイでした。

　なるほど、ゲームとして敗北しても、物語として綺麗にまとまっていたり、プレイヤーが楽しめばいい、ＴＲＰＧがただのゲームではないことを証明するようなお話でした。
　この作品だけではなく、冒険企画局のＴＲＰＧてルール的にはボードゲームに近く、データ的にはわりと自由度は少なめなのに、リプレイではプレイヤーの機転でいろいろと状況がかわっていくのが楽しいですね。

　もっともプレイヤーの技量やコミュの雰囲気に大きく左右されるので、誰でもできるわけではないですが。
　
　しかし、これで律歌の物語はおわりなのかな？　ちょっとさびしいなあ