- 作者: 甲田学人,三日月かける
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
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前半、蒼衣のトラウマの真相に近づいていくんですけど
……ああ、最終章だからもう、グロい表現が限界ギリギリだよ、蛆が…、蛆があああああああ
真相はわかるのも手遅れな状態で、狂気に堕ちた、というか隠れていた狂気が表にでた御狩屋さんのせいで
多くの登場人物が死んでいった。
かろうじて主人公二人が生き延びただけなんだけど、なんとなくハッピーエンドに思えてしまうのはなぜなんだろう。
どうかんがえても、ゆるやかに破滅に向かっていっているだけなのに。
でも、死んでいった大人たちをみると、これが断章を抱えた人々の日常なのだろうか
そして神狩屋さん、今回の狂言回しであり、酷いことをしたけど、なんだか哀しい人だったなあ。
あの最後の断章のシーン、なんというか虚しさと憐れみがこみあげてきました。