六畳間の侵略者!?23 (HJ文庫)

六畳間の侵略者!?23 (HJ文庫)

　日常編な短編集でした。
　ゆりか＆晴海派の僕としては、バッドガール・ビギンズが、晴海成分多めでよかったです。
　アライア姫の転生で、一番最初に仲良くなったのに、年上かつ謙虚な性格から、みんなから尊敬され一目おかれても、なかなか脚光を浴びない彼女にスポットライトがあたったのは、嬉しい限り、しかもこれっぽちも悪女要素がないというのが、晴海らしい。
　晴海ちゃん、まじ清楚
　
　書き下ろし中編はまさかのライバルキャラ登場だったけど、予想どおり一瞬で終わってしまったなあ、まあ、あの9人がいるから当然なんだけど、全員を大切にしたいと言う孝太郎の気持ちは、ある意味ヘタレですけど、孝太郎らしいですね。
　キリハが自分たちの異常性（？）に気付いていましたが、読者の僕たちからするとわかりきった伏線なんですね、この伏線、どうやって物語的に明らかにするのかなあ
　
　あと、259ページのイラストが、現在の孝太郎たちのキャラの立ち位置を現しているかのようでよかったです。
　
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