- 作者: 鷹樹烏介
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2018/01/11
- メディア: 文庫
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主人公であり、サイコキラーである山本と、退魔の血族の生き残り当麻の奈央、なのですが、そんな2人なので、2人の関係も凄く歪んでいるのがいいですね、恋愛感情っぽいのもあるけど、殺意がまじった殺し愛であるのがゾクゾクしますね。
死と闇は、伝奇小説によく似合う。
ネット小説大賞の受賞作らしいですが、骨子も雰囲気も昭和の古き良き陰鬱な現代異能でした。
今風なのは、あざとい、ちょろい堀田巡査部長くらいですね。
1巻で綺麗におわっていますし、ネットも1巻分しかないようですが、是非、2巻3巻とよんでいたいものです。
しかし、カガリさんは何者なんだろう? 電子妖精の類なのかな?
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因果応報、悲劇、愛憎、世界最凶の存在に運命を狂わされた人々を救い、あるいは滅ぼす現代異能バトルTRPG