読みたいライトノベル・新文芸が見つかるレコメンドサイト「キミラノ」のコンテンツの一つに「ラノベまとめ」があります。
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キミラノでは、毎月テーマを決めて募集しているので、僕も投稿しています。
今回は「誰かに教えたいとっておきの3つの現代異能バトル作品」です。
現代異能バトルな作品はいろいろオススメしたいのですが、なんとか3作品に絞っていました。
……今、気づいたんですが、どの作品も、「一つ尖った異能はもっているけど、あとは最強とはいえず、ズタボロになりながらも藻掻いて足掻いて勝つヘタレなおっさん」が主人公ですね。
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大好物ですが、何か?
筺底のエルピス
オカルトな現代異能バトルと思ったら、濃厚なSFだった作品何が面白いかというと、巻を進むごとに絶望する展開が凄い
その巻を読むと、これ以上の絶望はないな、と思わせつつ、次の巻を読むと、さらなる絶望が……、これが癖になってしまいます。
最新刊だと、微かに、ほんの微かだけど希望が見えます。
その希望をもってきたのが彼なのがびっくり、影の薄いヘタレといわれてきたのに(笑)
とにかくオススメです。
円環少女
この作品もSF的な設定を織り込んだ「魔術」を使う魔術師たちと、一人の特異な力?を持ったヘタレな男の物語です。濃厚で善悪、主義主張が入り混じった変態たちの狂宴の中、ちょっとした異能をもった男が、ヘタレ、負け、ボロボロになりながらも、世界の命運をかけ戦っていく姿がカッコいいです。
特に1巻、12巻の彼の「真なる悪鬼」の解放
そして13巻の最後の戦いは、実に熱いです。