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デーゲンメイデン 3.後楽園、破砕 (角川ファンタジア文庫)

 普通、こういう異能バトルだと、少年と異能少女が出会い、恋に陥ることが鉄板で、たいてい幼馴染キャラは破れること多いんだけど、……いすかと練司の2人が鉄壁すぎるよ!
 誰も割って入れないですよね、これ。
 
 ただ、薄緑は、某天川さん(参考:http://www50.atwiki.jp/osana_najimi/pages/33.html)のように一方的に敗北するわけではなく、いい相棒という感じがしていいですね。
 
 そして、混乱し、いろんな思惑が飛び交う中、主人公たちに青臭くもまっすぐな宣言がいいですね。
 他の主要キャラが主に神話級のDアームを持っているのに、薄緑が伝説級なので、余計に練司の決意が強くてでていいなあと思ったり、それに呼応する仲間の宣言もなかなか熱いですし。
 
 そして、いすかちゃん。思ったよりもアグレッシブだった件について、2巻読むと、すごく内向的で臆病的なキャラだと思ったのに。
 うーむ、ほんと行動の全てが愛する人なんだなー
 ある意味、羨ましすぎるぜ