名探偵失格な彼女

名探偵失格な彼女 (VA文庫)

「なんという、探偵活劇、突っ込みもいいなあ」
と思った小説です。
　
　現代異能バトルといっても過言ではないくらいの活劇っぷりですが、現代日本では、ここまで探偵に捜査権はないので、泣く泣く現代異能バトルからはずしました。

　まあ、それはともかく、面白かったです。
　タイトルのとおり、探偵失格なヒロインであり、やっていることは悪逆非道＆人外の戦闘能力なのですが、あっけらかんとした性格と、お嬢様らしい言葉遣いで、とても魅力的なヒロインになっていました。
　さらにワトソン役の木葉の性格もいいです。
　突っ込みのキレもいいし、百合だし、そして眼鏡だし（おい）
　気持ちのいい凸凹コンビです。
　
　もともと２話構成の話だそうで、思いっきり伏線がありまくりですが、２巻はキネティックノベルで発売されるそうなので、さてどうしましょう？