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クラウン・フリント レンズと僕と死者の声

クラウン・フリント レンズと僕と使者の声 (ガガガ文庫)

クラウン・フリント レンズと僕と使者の声 (ガガガ文庫)

「基本な面白さがちゃんと備わっている良作だな」
と思った作品です。
 
 いや、三上さん違いで、「あ、ガガガからも新刊だしているんだ」と思った買ったのはここだけの話です。
 
 とはいえ、面白かったです。
 キャラ構成や謎解き、物語の展開など、派手さはないけど読みやすく、面白く、そして、何よりも切ない美しさがありました。
 
 ちょっと難点というと、主人公の晶の頭脳の完璧超人ぶりですかね。
 ご都合すぎるかなと、まあ、でも、そうじゃないと話は進まないとね。
 ま、へたれた主人公よりはいいか。
 
 ああ、あと、どのヒロインよりもイラストも言動も来栖(主人公の男友達、子犬、主人公ラブ疑惑あり)がヒロインぽく見えるのはいかがなものかと(笑)

【ネタバレなどなど】
 あと、どうでもいいことですが、主人公が頭脳明晰なのと、小説の表紙の絵のせいで、どうしても晶が「バーロ」と言いそうな気がしてなりませんでした(笑)
 そう思うだろ? アンタも

【雑談という名の魔獣戦線話】
 この作品では、カメラ&人間に取り付いた霊体というちょっと変わったキャラがでますが、僕の運営するオンラインTRPG魔獣戦線は、そんなちょこっと変わったキャラもプレイヤーの自由な発想力で作りあげることもできます!
 
  
 魔獣戦線:http://www.trpg.net/online/majyuu/ircgame/newindex.htm
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