
- 作者: 岡崎裕信,Show
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2010/01/22
- メディア: 文庫
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と思った新シリーズです。
記憶を失い若返った主人公と七人の娘、本当の娘ではなく彼女たちは異能を持っていた、という話です。
うーん、超絶に微妙、父が若返ったという設定なのにそれが全然生かされていない、人格者っぽい描写があるのに、実際父親がいなくなって、娘たちが困ったのは、ただ単に稼ぎ頭がいなくなって貧乏になっただけなのが、アレですね。
主人公が前向きすぎて、悩むシーンがあまりないため、別にこのままでもいいんじゃない、と思うところもうーん微妙。
そして、7人の娘のキャラも性格が全然違うので、普通に書いてもキャラだちしているのに、「ゆゆっ」という口癖や、顔文字など、まあ、あんまりありえない台詞でキャラを区分けしているのが、なんだかなと。
たしかに、口調でキャラをわけるのは普通ですが、あまりにもいきすぎ、台本書きと同じレベルだと思います。