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最終戦争は二学期をもって終了しました -壱ノ刀・カグヤ- (一迅社文庫)

 後日談から始まる物語
 新たな戦いが始まるわけでもなく、主人公が一度も本気になって異能を振ることなく、ぐだぐだと日常生活を続けるなんて、冒険的な試みですが、綺麗にまとまっています。
 ただ設定だけではなく、このキャラの配置具合がいいんですよね。
 しかし、ハーレム的な展開なのに、闘いが終わっても、誰ともくっつかないんだよな、主人公。
 描写もみると、みんな主人公のこと嫌いじゃないんだけどね。
 後日談から登場した七瀬もヒロイン度的にはあまり強くないし。
 ……ということは、やっぱりメインヒロインは幽日ちゃんんなのか。
 物語的はアリなんだけど、ロリなんだよなー(遠い目)