
- 作者:澤村伊智
- 発売日: 2018/10/24
- メディア: 文庫
比嘉シリーズと言っても、2作しか出ていないので大丈夫かな?と思ったら、さまざまなベクトルでホラーが楽しめる短編集でした。
どの作品も面白かったのですが、やはり、第72回日本推理作家協会賞短編部門を受賞した「学校は死の匂い」は面白かったですね。
綺麗におわらず、若干ビターエンド感があるのもホラーらしくていいのですが、なにより主人公が美春ちゃんなのがシリーズものとしてもきますね、彼女はこの後中学校で……。
それに比嘉家は3姉妹だけでなく、少なくとも弟くんがいるようですが、ぼぎわんが、来るの琴子のセリフを考えると……
あと、表題のなどらきの首は、この比嘉シリーズの怪異が想像以上に、現代異能っぽいテイストなのに驚きました。
今後のシリーズでガチな異能バトルがあるかも(ドキドキ)
あと「悲鳴」が一番理不尽で、不可解で、どこに比嘉シリーズの登場人物が?と思っていたら、彼女ですか……orz
あの人、ほんと、人を不幸にすることしかしませんなあ
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都会の闇に巣食う闇、ホラーな展開が魔獣戦線にあります。
ただ、PCはそんなホラー的存在を一蹴したり、PCのほうがホラー的存在だったりしますが……
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