スプライトシュピーゲル ３ いかづちの日と自由の朝

スプライトシュピーゲル III いかづちの日と自由の朝 (3) (富士見ファンタジア文庫 136-10)

「手に汗を握る展開、でも痛々しいなあ」
と思った第３巻です。
　時間軸が、別作オイレンシュピーゲルとリンクしていて２冊読むともっと面白いそうですが、この作品だけでも十分面白いです。
　こうみんなが自分の部署で精一杯戦っているんですが、戦っている相手や、事件に潜む闇の大きさにもう、痛々しくなるだけです。
　なんとか事件が解決したのはいいですが、状況は悪化する一方なのがつらいですねえ。
　今回は３人娘や冬真もよかったですが、水無月くんがよかったですなあ
　いつも馬鹿やっているがやるときはやる純情ボーイだったんですねえ、いやエロいか
　でも、最後の別れのシーンなんか、少し感動しました。
　今まで馬鹿にしていてごめんなさい