黒き英雄の一撃無双7.淫獄の宴 宴の了 (HJ文庫)

黒き英雄の一撃無双<ワンターンキル! >7.淫獄の宴 宴の了 (HJ文庫)

　最強についていろいろ考えさせられてきた俺TUEEEラノベの最終巻です。
　いやあ、どういう風に幕を引くのかと想ったら、まさかこんな風に終わらせるとは。
　師弟対決がメインであり、表紙も女の子がいない、それどころかむさい＆どうみても極悪人なおっさんが描かれているというのは、最近のラノベでは超珍しいのではないでしょうか？
　しかも、熱い、熱すぎる展開＆決着でした。
　いやあ、師匠様、ただ強い奴を倒しにいってレベルアップを図っていると想っていたんですが、そんな単純なものではなかったのですね。
　だからこそのバトル、そして幕引きはよかったです。
　そして、ヒロインたちも負けず戦っていたわけですが、勝因は二人の母の想いの差というのがいいですね、まあ、こういう終わり方をすると、極悪人ですがウルティマリアも哀れだなと思ってしまいますね。
　ラストも、それぞれ別の道を歩んでいくのですが、最強クラスの力をもっている二人が、ごくごく普通の生活を送っているのが、この作品らしいと思いました。
　ああ、面白かった。
　
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