ロード・エルメロイII世の事件簿 5 「case.魔眼蒐集列車(下)」 (角川文庫)
- 作者: 三田誠,坂本みねぢ,TYPE-MOON
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2019/08/23
- メディア: 文庫
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さらに今巻は、あれ、これ一応推理小説だったよね?と思ってしまうほどにバトルも盛りだくさんで、バトル好きの僕としては大満足。
しかも、推理とバトルパートが別れているわけではなく、謎の伏線が解かれつつバトルが繰り広げられるという、推理とバトルが融合しているのがすばらしい。
いやあ、頭脳戦込みのバトル大好きなんです。
そして、推理&バトルは冴え渡る中、この「魔眼蒐集列車」の主題が、良くも悪くも過去を見過ぎて後ろ向きであったロードとグレイたんが、前に向かって歩き出すこととというのがいいですね。
サーヴァントに対するロードの啖呵も、槍に告げるグレイの願いも、これまで読んできた彼らの生きざまの果ての言葉なので心に響きます。
なるほどアニメでこの話を中心にしたのかもよくわかります。
それにしても、グレイたんはかわいい(おい)
宣伝
現代における魔術の饗宴
世界の命運をかけた戦いに
ロード・エルメロイⅡ世の事件簿の魔術師たちのようなキャラを創って
プレイヤーの智慧とキャラの魔術の秘奥を尽くして挑んでみませんか?