今回はネタばれが多いので、見る人は覚悟してください
個人的に面白かったです。
なぜ、個人的かというと、どうみても子供向けじゃないよなーと思ったからです。
まあ、それをいったら、これまでの平成ライダーの劇場版はどれもそうかもしれませんが(苦笑)
とにかくライダーバトルや世界的な陰謀も絡んでいるのですが、主体となるのが、ヘタレとひよりちゃんの恋なんですから。
さすがに映画ではかっこいいシーンが多いヘタレ君ですが、さすがにプロポーズのシーンでは、ヘタレ度満開でした。あとはまあ、かっこいいんですが。
ガタックあんまり活躍していない。つうか、最初一撃でほふられているし……
矢車ザビーは性格はかわっていますが、やっぱり落ち着きます。
史上最強のヘタレから、早く矢車さんに戻ってほしいです。
風間はぜんぜんキャラが違いましたが、まあ、あの世界観ではああなってしまうかも、メイクアップアーチストなんて廃業同然ですからね。
サソードはでただけのでパスです。
さて、オリジナルライダーの3人ですが、3人ともなかなかいい感じでした。
特にケタロスがいい感じですね、悪の幹部みたいで(笑)
最後の「我がZECTに栄光あれ!」の台詞は、蝶サイコーです。
最強のライダーコーカサスもなかなか強かったです。
まあ、ハイパークロックアップのせいとか、中の人のほうが強そうだ。とか意見もありますが。
そして、天道。
いつものように飄々しているようでしたが、熱い人でした。
テレビ版では一回しかみせていませんが、あれが天道の素なんでしょうか。
そして、ひよりが妹、シブヤ隕石は劇場版天道がハイパークロックアップして、隕石の力をよわめた結果、そして、天道がもっていたベルトは、劇場版から託されたものと判明しました。
これがパラレルかどうか、みなさん悩んでいるようですが、脚本がメインの方なので、おそらく一致すると思います。
ひよりの記憶との齟齬は、まだ隠し玉があるんじゃないでしょうか?
ひよりが妹なら樹花ちゃんはどうなの?って話ですが、母親が再婚しているかなにかで、あの日はじめて会うという事じゃないでしょうかね?
そして、これは僕の憶測ですが、35年前のライダー計画の発動は、ハイパークロックアップの余波で飛ばされた劇場版のヘタレ君のような気がします。
つまり、鎖の男=ヘタレ君ということで。
これなら、ヘタレパパと天道の会話が一致すると思うんですが、どうなんでしょうね?
とにかく恋愛映画として最高でした。
特撮としては、うーむ。宇宙空間の戦闘がねえ、いまいちへぼいのが残念でした。