アリアンロッド・サガ・リプレイ ３ 殺意のエトワール

アリアンロッド・サガ・リプレイ(3) 殺意のエトワール (富士見ドラゴン・ブック)

「商業リプレイで、フルアドリブになるのも珍しいなあ」
と思った３巻でした。
　
　どうしてもプレイヤー同士のガチバトルが焦点になるわけですが、その前の第５話はシナリオ的には後半フルアドリブっていうのが素敵すぎです。
　思いつく大竹さんも、それを受け話を広げるきくたけさんも凄いですなあ。
　途中、凄い勢いでぶっちゃけていますけど。
　それにベネットの演説もよかった、多くのリプレイを経験したバックボーンが生きていますね。

　第６話のプレイヤーvsプレイヤーは熱くて、激しかったですが、まあ、いい落しどころになったような。
　いや、英魔さまのダイスか、殺意の大竹かという「ダイス運ＶＳ戦術」というＴＲＰＧの命題みたいな戦いになると思ったので、英魔さまのダイス運が普通に比べて低かったのが敗因かなと、思ってみたり。