すごく丁寧に描写しながらも、駆け足気味だったという矛盾な感想を思わず思ってしまった完結編でした。
いろいろ状況が動きすぎで目まぐるしい展開でしたけど、犬斗とカトリーナ、そしてまわりの人間の心理描写がしっかりかかれていて、打ち切りっぽいのに、綺麗に終わったという複雑な読後感を味わってしまった気がします。
犬斗、カトリーナ、そして美猫の不可思議な三角関係は続いていきそうだけど、彼を慕う一人の少女とは永遠に別離しそうな……
完全なハッピーエンドではない、ちょっとしんみりした終わり方だったけど、2人(?)は幸せなんだろうなあ
……幸せであってほしいなあ