
- 作者: たすろう,白蘇ふぁみ
- 出版社/メーカー: 泰文堂
- 発売日: 2017/05/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (1件) を見る
なろう小説というのは玉石混淆で面白い作品もあれば、これ、小説なの?ってのも多いわけなんですが、この作品は、商業化しているので、最低限の筆力はあると思うのですが、なんですが、うーん、悪い意味でテンプレの域を超えていませんでした。
雰囲気や細かい描写、台詞などから世界観を感じさせることがなく、地の文の説明が多すぎてテンポがわるく、かつキャラに深みがないうえに、多く登場しているために、単純につまらない作品になっちゃったんじゃないかな?
個人的には、祐人にあまり好感がもてなかったのと、バトルの描写があまりなく、バトルの面白みがないのが、よけいにつまらなくなった理由だと思います。
ただ、これは本として読んだせいで、よけいにそう感じたのかもしれませんが、小説といっても、やっぱりなろうと活字では、物語の見せ方が違いますから。
なろうでも活字でも面白い小説ってのは、そういう読み方のアドバンテージを差し引いても面白い作品なんでしょうね。
[宣伝]
世界最強クラスの能力者ばかりのPCたちが大暴れ!
俺TUEEEE!を堪能できるTRPG!
→現代異能バトルTRPG魔獣戦線[http://tinyurl.com/z4dtrms ]