>>>>>
青年は、目の前の魔獣を見た。
村の伝承では伝えられてはいたが、実際に魔獣を見て彼は改めて実感した。
こいつは敵だ。
ただ、そこにあるだけでこの世界を穢しているのではないかと思われるほどの<気>をそれは放っていた。
この世ならざる<気>、この世界にあってはならない<邪気>を。
「これだけは、爺様たちが正しいのか」
青年は、自分の相棒を召喚する。
巨大な手の生えたコケシのようなそれは、彼の育った村に伝えられていた案山子と呼ばれるゴーレムの一種であり、彼にはその使い手”隻(せき)”であった。
青年は深呼吸をすると、精神を集中する。
目の前にある”世界の敵”を倒すために。
彼の心からドス黒い感情が目覚める。
魔獣が存在すれば世界は滅ぶ、……それは嫌だ!
こいつのせいで村の因習に縛られてしまった……それが悔しい!
彼の人生は、魔獣との戦いのためにすべてを奪われていた。
たった、4年の大学生活を除いて。
それに……
……魔獣により命を奪われた無慚な死体、そして、大切な存在を奪われた人々の哀しき表情を思い出す。
「これ以上、貴様らに【日常】を壊されてたまるか!」
自分の中に住む黒い感情は、飼い馴らすことができず、普段は忌避してきた想いだった。
だが、それも力となるのなら……
普段ののほほんとした彼を知るものなら、想像もつかないほどの陰惨な表情を浮かべ彼は呟いた。
「さあ、行こうか」
>>>>>
というわけで、絶賛、アニメ放映中の神様ドォルズの主人公枸雅 匡平の魔獣戦線〜Knights of Round Table〜のキャラにコンバートしたいと思います。
wiki:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E6%A7%98%E3%83%89%E3%82%A9%E3%83%AB%E3%82%BA
魔獣戦線:http://www.trpg.net/online/majyuu/first_index.html
能力一覧:http://www.trpg.net/online/majyuu/rule/skil.htm
<星>の騎士 枸雅 匡平
4レベル:案山子 玖吼理(ククリ)[装備]
3レベル:魔鏡[装備]
2レベル:黒き激情[感情]
1レベル:案山子操縦[一般技術]
[能力内容]
4:2メートル近い、コケシ型のゴーレム、両腕のブレードの他、魔力を放つことも可能
3:玖吼理の装備。魔力、邪力を吸収し、己の魔力に変換して放つ魔術武器、
2:普段は彼の心の内に隠れているマイナスの感情、戦いのとき、それは力となる。
1:玖吼理のコントロールのための技術
[解説]
現在の玖吼理の隻ではありませんが、やはり最強の隻は匡平だということでチョイス。
しかし、完全戦闘タイプです。
しかも狂戦士型の。
調査系の能力を取ろうにも、隻だった事以外、普通の大学生だし、空守村だってそんな権力ないだろうし。
まあ、黒き激情を垣間見せて脅す、という強引な交渉術はできないわけではないですが(笑)
[作品の世界観と魔獣戦線の世界の相違]
他にもいろいろな異能がある事以外に特にかわったことはありません。
[あなたも参加してみませんか?]
現在、チャットで行うゲーム、現代異能バトルTRPG魔獣戦線〜Knights of Round Table〜では新規メンバーを募集中