ダブルクロスThe 3rd Editionリプレイ・ジェネシス(1) 放課後のアルテミス (富士見ドラゴン・ブック)
- 作者: 伊藤和幸,F.E.A.R.,亜沙美
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2009/07/18
- メディア: 文庫
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「ちゃんとツボを抑えたリプレイだな」
と思ったダブルクロス3rdリプレイでした。
オーヴァードへ覚醒するもの、UGNチルドレン、エージェント、イリーガルとUGN側でプレイする場合のスタンダードな立ち位置が勢ぞろい、情報から白兵戦、射撃戦、支援系など、新しいゲームを紹介するには、とてもバランスのいい構成でした。
話もスタンダードながら、軽くギミックを入れて手堅いなという感じでした。
キャラも立っていましたし、まあ、主人公がアクシデント矢野さんだったので、また何か起きるかと思いましたがダブルクロス3rdは安定したシステムらしいので、ぜんぜん無事でしたね(おい)
藤井さんのヒロインぷりも、社長の人外プレイヤーぶりは相変わらずでしたが、師走さんも見事なTRPGプレイヤーで、場を盛り立てていたのが素晴らしかった。やっぱり作家でTRPG畑の人は発想力が違いますね。
なんか他の感想を読むと、平凡だという評が多いようですが、こういう王道は僕は好きです。
【いろいろと】
ただ、イラストがしのさんじゃないのがびっくり、ルールブックの表紙やサンプルPCはしのさんなので、メインのイラストレイターはしのさんなのでしょうけど、最初のルールブックでイラストレイターかえたのは。イメージの固定化を防ぐためなのかなあ?
あと、ここだけの話、1話目は、互いに手が変化するので、ARMSぽいっと思ったりしました。