The Book―jojo’s bizarre adventure 4th another day (集英社文庫)
- 作者: 乙一,荒木飛呂彦
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2012/11/20
- メディア: 文庫
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だからこそ、ホラーも書く乙一との相性はバッチリ、いいコラボレーションでした！
……って、マッチングしすぎだよ、異能を使った猟奇的な犯行が時系列をザッピングして並走し、それが一つの事象に集約していくのは見事としかいいようがなく、そこからバトルに展開していくのも素晴らしいのですが、ラストの展開が悲惨すぎる。
罪は裁かれていくわけですが、一番不幸、というか重い宿命を背負ってしまったのが、カノジョなのは不条理かつ重すぎる。
きっと最後の康一くんの想い＆能力行使は、この作品を読んだ読者全ての代弁だった気がします。
いやあ、面白恐い話でした。
それでいて、まごうことなきジョジョ、異能バトルであるのも凄いなあ。
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