
ガジェット 4. 人形幻想 COLORLESS MARIONETTES (角川スニーカー文庫)
- 作者: 九重 一木,植田亮
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2010/06/30
- メディア: 文庫
- クリック: 58回
- この商品を含むブログ (8件) を見る

ガジェット 5.生命新約 THE COLORFUL FUTURE (角川スニーカー文庫)
- 作者: 九重 一木,植田亮
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2010/12/28
- メディア: 文庫
- クリック: 54回
- この商品を含むブログ (9件) を見る
と思った4巻
「気持ちのいい終わり方だった。運命で強制的にハーレムエンドはすごいよなあ」
と思った5巻でした。
絶望的な展開で続いていたガジェットシリーズでしたが、まさかこんな大団円になるとは夢にも思わなかったです。
なんせ、主人公が一般人、無能力者であり、切り札は使用回数制限あり(しかも、あきらかに使用回数が少ない)で自由には扱えないというひじょうに困った代物であり、仲間も決して戦闘に強い特殊能力を持っていないのですから。
それが、知恵を振り絞り、幸運にも助けられ、そしてお互いにわかりあい、その結果、まさか、何の力もない主人公が、すべての盤上をひっくり返し、世界を創り上げた神にむかって威圧するなんて、びっくりですよ。
すごくカッコよかったです。
……まあ、そのあとヘタレたんですが(笑)
しかし、まさかこういう終わり方するとはなあ、まさか、「ハーレムになって子どもを創らなきゃ世界が滅ぶから、みんなが公認ハーレムエンド」とは。
しかも嫁4人ですよ、奥さん。
この現状をつくったのが主人公なのに、主人公がその事実を神を言い負かすまで気がつかなかったことに思わず笑ってしまいました。
とても面白い作品だったのですが、ネットの評価がいまいち。
うーむ、やはり、1、2巻のあたりの面白さで判断しちゃった人が多いのか。
新人さんだからこその、凄い伸びだったんだけど、もっと評価されてほしいなあ。
ガジェット 5.生命新約 THE COLORFUL FUTURE (のべるのぶろぐ 2.0)
http://novelno.net/archives/2010/12/28-082843.php
随想 : ガジェット 5.生命新約 THE COLORFUL FUTURE
http://bibliomania.jp/mydear/diary/article.php?id=8340