ダブルクロス The 3rd Edition リプレイ・デザイア(4) 黒影の王都 (富士見ドラゴン・ブック)
- 作者: 加納 正顕F.E.A.R.,片桐いくみ
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2011/03/19
- メディア: 文庫
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と思った4巻でした。
もともと4巻構成だったようで。
そのためか、怒涛の展開のまま、ラストまで行ってしまった気がしますなあ。
FH側の話なので、これがダブルクロスの手本となるリプレイになるのは、どうよ?というどうでもいい突っ込みを感じてしまうほど面白かったです。
GMもTRPG界の虚淵といっていいレベルのシナリオ構成&ギミックでプレイヤーを悩ませますし、それに応えるプレイヤーもただゲーム的に有利にするだけではなく、その中できちんとロールをしていく、なんて最高のセッションなんだろうと思います。
TRPGはグデグデになることも多いけど、こうやって互いの良さが絡み合って、いい方向にいくと最高ですなあ。
ほんとTRPGって面白い。
TRPG本編とは関係ありませんが、イラストも素敵です。
イラストレーターさんもノリまくっているのがわかる。
とくにダブルヒロインがかわいく、口絵の戦闘シーンでは、ちゃんと設定どおり、ミユキは髪を結んでいるし、朱香はお母さんの手袋はめているし、細かいところまで描いています。
いやあ、ほんと相乗効果が素敵すぎる作品です。